08-04 撮影に失敗しても心霊写真のせいにしない

写真家 松岡広樹の ハワイ、写真、作品、カメラについて思うこと

「手間はかかるけど写真がうまくなる方法」の回で少し述べましたが、僕は心霊写真を撮ったことがありません。おそらく平均よりかなり多く写真を撮っているにもかかわらずです。絶対ないとはいいませんが、ひとの目に見えない霊が写真には写らないと思っています。

心霊写真について興味深い歴史があります。カメラが発明されて本物そっくりの絵(写真)ができることに驚きのあまり、魂も写しとられてしまうと当時のひとは思ったようです。今もこの話しを聞くことがありますが...。初期のカメラは、すきま風ならぬ「すきま光」が多かったようです。レンズの精度も悪かったようです。そして、心霊写真といわれるものも多く見受けられました。当時の技術者の努力でカメラの「すきま光」が少なくなり、それに合わせるように心霊写真も少なくなりましたが全くなくなったわけではありませんでした。その後、レンズのコーティング技術がよくなり、心霊写真はかなり少なくなったそうです。ですが近年、心霊写真が多くなった時期があります。それは、使いすてカメラが流行した時期と重なります。使いすてカメラは性格上、最新のコーティング技術が使えませんでした...。こうした心霊写真の出現率とカメラ技術の進歩が連動しているということです。さて、みなさんはどう思いますか。

撮影に失敗したら心霊のせいにするのではなく、一番最初に疑うべきは自分自身です。失敗をして原因を突き止めることを繰り返すことで写真はうまくなります。

次回は「一眼レフカメラのレンズの選び方」です。

2010.3.25. 松岡広樹


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