08-02 手間はかかるけど写真がうまくなる方法

写真家 松岡広樹の ハワイ、写真、作品、カメラについて思うこと

「手っ取り早く写真がうまくなる方法」で述べたようにプロカメラマンは撮影枚数が多いこと、そしてもうひとつ、撮った写真に責任があることがあげられます。うまくなりたいひとに責任を取れとはいいませんが、撮影した写真の中で いい写真だと思えるカットの確率が高いこと。これがプロカメラマンの責任ですし、うまくなりたいひとの目標です。

たくさん撮影して帰ったら 写真を見ながら考える。考えたら撮影に行くことを繰り返します。考えるといっても材料がなければ考えることができません。その材料になるのが撮影データです。絞りやシャッタースピードをいくつで撮ったのか、その時の天気はどうだったのか、太陽や照明となるものはどの角度だったのかなどをメモに残してください。このメモ、始めはとっても手間がかかります。撮影データはカメラに記録されている、なんてことを考えないでください。撮影した時に自分でメモをすることが大切なんです。

メモをとるということは、シャッターを押す時メータを見ている。そしてそのデータを覚えていることにつながります。僕は今でこそメモしませんがメータを見ていますし、かなり以前に撮影したデータも覚えています。今まで写真がうまくなりたいひとに このアドバイスをしてきましたが、ほとんどのひとはやっていません。ですが、やったひとは確実にうまくなっています。

撮影から帰って写真とデータメモを見ながら なぜ失敗したのか、なぜ成功したのかを考えます。結果には必ず原因があります。「どうしてこんなにきれいな写真が撮れたのかわからない」「どうして失敗写真になったのかわからない」なんて言うことは恥ずかしいことです。

この作業を繰り返していると、きっと原因不明の心霊写真は撮れなくなります。僕は一度も心霊写真を撮ったことがありません。

次のページ「計画をたてて写真を撮る」でさらにステップアップします。

2009.12.14. 松岡広樹


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