友だち
人は亡くなったら風になる... 映画のホノカアボーイにもこういう台詞がありました。この前私の友だちが病気で亡くなりました。お通夜、葬儀にも参列しました。生きている時、とても美しかった彼女。強くて綺麗な人でした。そして今思うこと。優しくそよぐ、陽気な風の中に彼女の気配を感じます。彼女は風になったのかもしれません。
彼女が亡くなる少し前のことです。体調が悪いときにお邪魔して広樹の手作りの写真本を渡したのです。広樹作品はハワイのパワーを映し出したもの。何かの役に立てれば... との思いからでした。パラパラッとめくって「あら、不思議! 目が開いた」と言って喜んでもらったのをちょっと悲しい気持ちも伴いながら思い出します。
人はいつかは亡くなる存在。そして私は彼女のように綺麗に生きる姿を、おそらく一生忘れることはないでしょう。
美恵子
ハワイの写真、ハワイ島、作品実は、僕の友人の現代美術作家も最近亡くなりました。年が近いこともあって葬儀の間中涙が出ていました。ふと見渡すとほとんどの人が目を赤くしていて、彼がみんなから愛されていたことを思い出すとまた涙があふれてきます。焼香で並んでいると遺影の彼が満足そうな顔をしていて、「満足なわけないだろう」と思うとさらに涙が... 今考えると、彼は本当に満足しているのかもしれません。
少数民族を取材したドキュメント番組をみました。その民族の死生観は「人は亡くなると聖霊になる。何度かこの世の生物と生まれ変わりを繰り返し、最後は蟻となって土にかえる。」というものでした。
風になる、生まれかわる、天国に行く、なくなってしまう... どれも僕には否定することができません。ただ、今を生きていることだけは確かです。僕にできることは正直に精一杯生きることだと思っています。
広樹
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